東京多摩学園

東京多摩学園は、知的障害者の人たちの生活する場です。
その拠点となる建物は、学園の職員、地元の人々、学生、象の仲間たちからなる自力建設隊の全面参加を経て1988年に竣工し、東京多摩学園は動きだしました。
それから14年、学園の人たちは周囲の山を手入れ、椎茸栽培、鶏の飼育、畑の耕作などを営みながら生活しています。

我々は今年の夏もここに集まり、学園の人たちと共に働き、生活するワークキャンプを開きました。
参加者は総勢27名。今年で4回目になりました。

去年のワークキャンプでは、学園の裏山を抜けて既存の林道へとつなげる散策ルートを切り開き、林道の脇に周囲の山々やふもとの集落を見渡せる天の舞台を作りました。
そして今年は、林道の先、天地山へと続く登山道を整備し、天の舞台に隣接してふたつのデッキ水場階段を新しく設けてデッキ周辺の環境を整えました。また、散策ルートを囲むようにして学園の裏山全体を羊たちの闊歩する放牧場としました。

奥多摩を訪れる登山者に学園を登山口として利用してもらい、学園のこと、園生のこと、知的障害者のこと、彼らの作る椎茸や卵のことをもっと広く知ってもらいたい。

この目標のもとに集まり作業を行った我々にとっても、それは知的障害者のこと、彼らの営み奥多摩の山のことを知るということでもありました。
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